山背古道お茶探検隊・活動日誌
ほっこりサークル東上す(2002年2月6日) |
私、白髪雀がもうひとつ属している京都は和束町で活動する「ほっこりサークル」が東京都江東区産業会館でお茶の市を開催しました。
東西線東陽町駅4番出口をあがってすぐのところ。会場に入ると懐かしい面々がたくさんいます。あれ、わざわざ遠くまで、いや横浜に転勤で来てるんよ、どうりで最近姿を見んと思ったら、などという会話を交わしつつ、先ずは一煎。おいしいです。中井さんは?食事でしょう、 中井さんは、わづか有機栽培茶研究会のメンバーで無農薬有機茶を栽培販売されている方で、お茶探検隊は有機肥料を分けていただいたり、新茶の製茶をお願いしたりしています。
皆さんとだべっているうちに、中井さん登場。中井さんは、「にない茶屋」と銘打って方々に出かけていってはお茶を点てています。お茶の市のチラシによると、「その昔、庶民にお茶を広めたお坊さんがおられました。その人の名を「売茶王」と言い、宇治の万福寺に祭られています。そのスタイルをリメイクした」ものだそうで、おいしいお菓子を添えて、お抹茶をサービスしてくれます。今日のお菓子は、黒豆ぎんつば(蛇足ながら、きんつばというお菓子は、むかし京でぎんつばという名前で作られていた小豆餡をうるち米の粉で包んで焼いた焼餅が江戸に渡り、銀より金が上と言うことで、金つばに変化したそうです)黒豆は、当然丹波産。 中井さん、碾茶(てんちゃ・・・抹茶は碾茶を挽いてつくります)なんか作ってましたっけ、とお聞きすると、1反も作ると100kgほど出来るし、1年では捌けないので毎年は作ってないよとの事。それに抹茶はひねたほうがおいしいし。なるほど。 1席500円をほっこりサークル会員は無料サービスとの事でしたが、見ていると誰かれなく無料サービスしているみたい。
今年も大丸で店を出してるときに、一緒に出してる人からこんなのを貰ったよ、と出してきたのは茶杓と取りばし。お茶の木でできてんのよ。あと蓋置きも。こりゃまたお見事な。こちらもまけじと家内がつけてきた茶染めのスカーフを紹介。やはり、こういう遊びが面白いね。
陣中見舞いのお菓子を渡したら、ご自慢の有機茶をいただいてしまいました。サークルからも煎茶パックだの沢庵だのいただき、海老鯛状態になってしまいました。 この後、その他の物産を購入したり、日本の台所、築地によって買い物したりで、予想通り買出しリュックをいっぱいにして帰路についたのでありました。 中井さんをはじめ、ほっこりサークルの皆さんどうもご馳走さまでした。
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